８月は、連日の猛暑に体力が奪われ、日陰を求める日々が続きました。また、新型コロナウイルスの感染予防のため、各地での夏祭りが中止となり静かで寂しい夏となりました。
　先日２８日、安倍総理の辞任が突然発表され、その衝撃は国内に止まらず世界各国に広がりました。持病の「潰瘍性大腸炎」が再発し、「総裁として国の重要な決断や公務に支障が生じてはいけない。」との判断と告げられました。安倍総理は、歴代総理佐藤栄作氏の最長継続就任期間の２，７９８日を抜き、歴代最長就任を塗り替えたばかりでしたが病気には勝てませんでした。
　自民党総裁選は、９月１４日に衆参両院の国会議員と都道府県連代表者による投開票が行われ、新総裁が決まる運びとなりました。現在、３人の候補者が名乗りを上げ、選挙戦に臨む運びとなりました。各候補者は、残された期間１年と、次の総裁選を見据えた動向が窺えます。
　今日の日本の喫緊の課題は、新型コロナウイルスの感染の終息と低迷する経済の景気回復の対策です。その為には、政府が与党内に止まらず与野党が一体となって取り組む姿勢と、国民から信頼される政治が必要です。

（日差しを避けて一休み）