3月は、入学試験や卒業式、定年や転勤、そして進学や入社と次のステージに向けての準備と目まぐるしく忙しい月です。
旧暦では、「弥生」と言われ草木が芽吹く月と言われ、陽暦より30日くらい遅いことから、当時は季節感のある和風月名として親しまれたのでしょう。
地球温暖化に伴う環境の変化により、この30日が次第に短くなって来ているように感じられます。それは、残念ながら決して望まれる状況とは言えません。
能登半島地震から2箇月が経過しました。筆者は、45年以上前になりますが二十歳の頃に能登半島を初めて訪れました。日本海を見下ろす千枚田、軍艦島の勇ましさ、輪島の朝市のおばさんの笑顔が甦ります。未だに復興が進まない状況に、住民の方々の苦悩に言葉が見つかりません。そして、地域の将来を担う子供たちが、一日も早く以前の生活を取り戻すことが出来ることを願う一人です。
本日、能登半島地震への義援金として、会社からと社員皆さんからの思いを募り、山形市に出向きお届けして参りました。
(なごり雪)
能登半島大地震発生から一箇月がたちました。死者238名、家屋被害4万6千棟以上、避難者1万4千人を超え、電気や通信は概ね復旧したが、16市町約11万戸で発生した断水は8市町の約4万戸で未だ続いています。
地震発生直後は、能登半島の細長い地形と重複道路が殆ど整備されて無いことから、自衛隊や消防署員、消防団の救援隊が優先的に入り、救援物質やボランティア活動の現地入りに制限が生じ、復旧作業や支援活動が思うように進まない状況にあります。
その中で、輪島市に応急仮設住宅の第一弾が整備されました。まだまだ不十分ですが、少しでも元の生活に回復することを願う次第です。
今年の冬は、降雪が少なく昨年暮れから1月まで、市道除雪の機械が3回程度しか稼働していない異常ない年になりました。朝の通勤は楽でも、これからの自然環境への影響が懸念されます。
まもなく、立春を迎えます..。
(立春まえの野原)
新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
元日の夕方、石川県能登半島を震源としたマグニチュードM7.6、最大震度7の大きな地震が発生しました。今年の正月は、平地に積雪がなく例年にない暖冬で穏やかな幕開けと思っていた矢先に、悲惨な災害が発生してしまいました。亡くなられた方、被災された皆様に心よりお悔やみとお見舞い申し上げます。早々の復旧復興を願う次第です。
世界では、2019年末に始まったコロナ感染症の恐怖が沈静化する中で、冷戦が破られ終わりの見えない争いが始まっています。国民の大半が平和を望む中、先導者の権力で強い国家、富み、過去への執着を推し進める争いが続いています。
しかし、人は賢い生き物です。互いに信じ合い、力を合わせ、未来を創造する知恵を持っています。未来を見つめ、進むべき方向を見誤らない様に歩んで行くことが大切です。
今年の干支は、「辰」です。「ふるう」、「ととのう」を意味し、陽気が動いて万物が振動し、草木もよく成長して形が整う状態を示すと言われています。
皆様にとって今年一年が、成長と安定した良い年に成りますように、心よりご祈念申し上げます。
(令和6年 辰年)