6月30日、「香港国家安全維持法」が・・・
6月30日、「香港国家安全維持法」が、中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会で可決、成立しました。香港は、以前イギリスの植民地下にありましたが1997年に中国に返還され、中国本土とは異なる「一国二制度」として民主化が保たれたまま活気あるアジアの大都市として進むものと思われていました。 しかし、中国の習近平国家主席は、2013年にアジアとヨーロッパを陸路と海上航路で結ぶ「一帯一路」計画を打ち出し、21世紀のシルクロードを思わせる物流ルートにより貿易交流を活発化させて経済成長に繋げ、更に自国主導の統制を図ろうとする姿が強く現れてきました。その為にも、香港や台湾への統制を強いることが必要になってくるのでしょう。 これからの世界が見据える姿として、2015年9月の国連サミットで持続可能な開発目標(SDGs)を採択されました。その目標に近づく為にも、大国は大国故に、その責任と進む方向を正しく判断されることが大切ではないでしょうか。
(我が家の農園では、今年からサクランボの「紅秀峰」がデビューしました。)