株式会社克技術設計

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旧暦の10月は、全国の・・・

 旧暦の10月は、全国の八百万の神々が出雲の国に集まり一年の事を話し合う月とされ、神様が居なくなる月「神無月」呼ばれています。出雲では、「神在月」と呼び、「神迎祭(かみむかえさい)」に始まり、「神在祭(かみありさい)」、そして、神々を見送る「神等去出祭(からさでさい)」が行われます。しかし、出雲に行かず村や家に留まる田の神や家の神的な性格を持つ留守神も存在し、すべての神が出雲に行くわけではないと言われています。
 他国では、宗教の違いによる争いや領土問題により未だに争いが続いています。その中で日本という国は、恵まれた四季の変化と八百万の神々を祀る、なんと情緒豊かで感性に溢れた民族なのかと感心します。
 10月29日に、東北中央自動車道の東根北ICから村山本飯田IC間が開通し、福島から新庄までが繋がることになると発表されました。新庄・米沢間でのミッシングリンクが解消され、物流の効率化、観光振興、医療の救急搬送等と期待が高まります。
 今年は、最上三十三観音の御開帳とのことで、私も家内と時間を作り巡礼を始めました。正式な参拝の仕方は分かりませんが、気持ちを込めてお参りすれば「良し」と勝手に考え、最後の三十三番札所を目指し巡礼を進めています。

(最上三十三観音の二番札所「山寺」の参道は線路を横断..?!)