先日からパリのパラリンピック・・・
先日からパリのパラリンピック大会が始まりました。その中で、水泳男子50m平泳ぎ(運動機能障害SB3)で鈴木孝幸選手が、本大会日本最初の金メダルを獲得しました。水泳は、観戦者に対して自分の姿がストレートに映し出される競技です。先天性四肢欠損の鈴木選手は、ゴールする目標を直視し、堂々とした姿でスタート台に立ちホイッスルに合わせて勢いよく飛び込みました。失った身体で泳ぐのではなく、持っている身体で如何に動かすかを考え努力し続けた泳ぎでした。ゴールし、勝利を確認すると誇りに満ちて掲げる右手の小さな拳は、私の愚かな偏見を一変させる大きな拳であり感動の光景でした。
37年間の人生は、私には想像でしない苦難がお有りだったと思われますが、「私なりの普通の生き方をして来ました。」とでも言わんばかりの堂々とした姿でした。
金メダルおめでとうございます。
(今年初めて出あった『オニヤンマ』が、みなもで次の世代へ繋げようとしていました。)