令和6年もあと1箇月となりました。
令和6年もあと1箇月となりました。
今年は、元日の能登半島地震で新年を迎え、7月下旬には山形県が甚大な豪雨災害に見舞われ、犠牲になられた方々や仮設住宅生活を強いられたり、住み慣れた土地を離れ集団移転の決断をした地区もありました。高齢者にとっては、将来を描くことの難しさに心が痛みます。
先月、仙台から東京そして富山に向い、日帰りで山形に戻ってきました。新幹線の恩恵は、時間を短縮し行動範囲を広げてくれます。
その帰りの新幹線で、富山から大宮に向う車内で、女性の方が隣り合わせになりました。席に着くや否や目の前のテーブルを引き、ノートパソコンを取り出しキーボードを素早く打込み始めました。何気なく見えた画面から、建設コンサルタント業界の技術者であることが直ぐに分かり、私は堪らず声を掛けてしましました。
何年と何十回と乗ってきた新幹線で、自分と同じ建設コンサルタントを目指す技術者と同席するのは初めてで、この若い技術者にエールを送りたくなっていました。
話しを聞くと、今年、大学院を卒業し大手建設コンサルタント会社に入社され、半年足らずで仕事を任され、帰社してからの作業を少しでも進めようと、車内で行なっているとのことでした。この方は、優秀な技術者になられると直感いたしました。
自分が20代の時はどうであったかと重ねて過去を思い出し、こらからも一人の技術者として努力を続けて行かなければと、背中を押されたような気がしました。
出会えたことに感謝致します。ありがとうございました。
(雪をかぶった甑岳)