今年度も、残すところあと1箇月と…..
今年度も、残すところあと1箇月となりました。高校、大学等の入学試験や各学校の卒業式と慌ただしい1箇月となるはずが、今年は新型コロナウイルス(COVID19)の感染拡大防止のため、全国の小中高校の一斉臨時休校の要請や、集会、コンサート等のイベントの自粛による中止が出される状況となっています。卒業式は、在校生を除いた卒業生だけの静かな「式」となる学校が多く、異例の催しが行われ、卒業生にとっては辛い思い出の年になりそうです。
政府は、ここ1、2週間内の感染拡大を防止しする事により国内の沈静化が図られるとし、集団行動でのクラスター拡散の防止対策を呼びかけています。
日本は、今、インバウンドによる経済効果を高めようと、観光先進国の実現に大きな力を注いでいます。平成30年の訪日外国人旅行者は、3,119万人と3,000万人を突破し、旅行消費額は4兆5,189億円と過去最高となりました。特に中国人旅行者は、34.2%と外国人旅行者の1/3以上を占め、大切な観光客であることを示しています。また、産業においても、自動車を始めとする工業製品や部品、生活用品の製造に対して、中国への依存度が高くなっています。
この新型コロナウイルス感染の広がりにより、観光客の激減、部品や製品の調達困難が日に日に大きくなり、低迷と混乱も拡大しています。
この状況を乗り越えるには、日本国内だけではなく、WHOを中心に中国や各国と連携し、感染防止対策の協議や、医療機関及び人々が日々の生活において感染への注意や予防を行い、感染の沈静化に協力しなければならない緊急で重要な時を迎えています。
先月26日に、厚生労働省は、全身の筋力が低下する難病「脊髄性筋委縮症」の遺伝子治療薬を、国内製造販売することを了承しました。1回の点滴投与で効果は持続すると言われる画期的な治療薬が、間もなく正式承認される運びとなりました。公定価格は高額なものと言われますが、多くの方がこの日を待ち望んでいました。
(また、新しい命が誕生しました。僕の名前は、珠羽「しゅう」です。2月13日に生まれました。)