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  21世紀を迎えた今日、インフラ整備は、これまで人々の生活を支え、時代と共に整備方法や思考を変化させてきました。その起源を辿れば、紀元前の古代ローマ時代にさかのぼると言われています。生活の基盤である街道や水路は、整備が進む事により生活環境が豊かになり、人々が集い、街が活性化し発展してきました。更に、不断の維持管理や改良を繰り返し、時代を超えてその役割を果たし続けてきました。
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  現在の国際社会は、地球温暖化による地球環境問題、気象情報や地震・津波情報等の観測データの共有化、技術基準の国際標準化や国際認証制度、WTOにおける世界貿易自由化やTPP協定交渉等と各国間の調整や協議が進められています。グローバル化社会においては、各国が守るべき基準の設定や主張と協調のバランスを保ち、互いに共生を図って行く事が大切です。
今、我が国は、「平成」から「令和」へと新しい時代を迎える中で、近年の「地震災や豪雨災の被災地の復興」、「気象変動による自然災害等の頻発・激甚化」、「人口減少と超高齢化社会」等と大きな転換期を迎えています。これに対して、「被災地の復旧・復興」、「国民の安全・安心確保」、「力強く持続的な経済成長の実現」、「豊かで活力ある地域づくり」を実現するために国土・地域づくりを推し進めようとする一方、「自然」、「歴史・文化」、「和」等大切にする「日本人の感性(美意識)」を見直されようとしています。
国土交通省は、国民の安全・安心の確保や持続的な経済成長を支える強靭なインフラ整備等を基本とし、「技術の進歩」に加え「日本人の感性(美意識)」と言った新しい時代の要請に応えた国民生活の向上を図る展開を進めようとしています。平成26年7月に発表された「国土のグランドデザイン2050」を踏まえ、今後10年間を計画期間とする第二次国土形成計画(全国計画)及び、28年3月に国土形成計画(広域地方計画)を決定しています。
これにより、本格的な人口減少社会における地域の多様な個性に磨きをかけ、地域間のヒト、モノ、カネ、情報の活発な動き「対流」を生み出す「対流促進型国土」の形成を国土基本構想とし、更に「対流」を生み出すための地域構造「コンパクト+ネットワーク」の形成を図り、超スマート社会(Society5.0)の実現の鍵となる人工知能(AI)、Iot、ビッグデータ等のイノベーションを図ろうとしています。そして、持続可能は開発目標(SDGs)との軸を一つにした地域活性化の推進に取り組もうとしています。
  私たちは、建設コンサルタント業を志す企業として、インフラ整備を進める官公庁(発注者)の良きパートナーとして、地域に根ざし地域を理解した技術的サービスを行い、『安全・安心社会の構築』、『美しく良好な環境の保全と創造』の実現を図り、地域社会の経済活性化の一助となればと考えております。更に、企業として技術の向上に積極的に取り組むとともに、技術者の人材確保のため技術の研鑽や後継者となる若手技術者への指導と育成に努め、「働き方改革」や「生産性革命」を積極的に推進し『魅力に満ちた』、『技術を競う』知的産業となるよう努力しなければなりません。
幣社は、微力ながらもその実現を目指し、インフラ整備の振興に寄与して参りたいと考えております。

ごあいさつ

 平成7年5月に「有限会社克技術設計」として建設コンサルタント業を設立した弊社も、皆様方に支えられながら26年目を迎えることが出来ました。日頃のご支援とご厚情に、心より感謝を申し上げます。
  我が国は、これまで継続的な社会インフラの整備を進めてきました。しかし、人口減少社会への移行、経済のグローバル化の進展、厳しい財政状況や気候変動により新たに生じてきた災害リスク等と、経済社会情勢は大きく変化してきました。これから加速化する「本格的な人口減少社会への移行」、「経済の低迷と国際競争の激化」、「脆弱な国土と高まる災害リスク」、「社会インフラの老朽化」と言った課題に対して真剣に取り組んで行かなければなりません。インフラ整備計画を企画立案する建設コンサルタント業への期待と役割は、更に大きくなるものと思われます。
  弊社は、顧客の満足度と期待に応えるべく、技術の取得と研鑽に努め、建設コンサルタント業を営む企業として鋭意努力して参ります。また、社員一人ひとりが生き甲斐と夢を持てる空間でありたいと思います。この空間が一つの目標に向かって進む事により、大きな力となり地域の貢献と未来への活力に繋がることが願いです。そして、その空間が心地よく感じられれば和がもっと大きくなり、企業が飛躍して行くものと思います。
  私達は、「魅力に満ちた」、「技術を競う」知的産業を目指し、21世紀への思いを創造して参ります。
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企業理念

私達は、「美しい良好な環境の保全と創造」「人々の安全の確保」の実現に向けて「心」を持ち、「技」を研き、「体」を整え、「魅力に満ち」、「技術を競う」知的産業を目指します。

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「至誠通天」。
「至誠」は、相手や物事に対して誠を尽くす事、即ち、まごころである。 それを心がければ「思いは天にも通じる」という先人の言葉があります。 心を持って物事に向き合うこと。

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技術者を目指す者として、恒に技術の向上に積極的に取組み、技術の研鑽に努めること。更に、次世代に技術を伝える努力をすること。

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私たちは、地域に根ざし、地域を理解し、公共機関の良きパートナーとなるため、技術的サービスを行う技術力と組織体制を整えること。
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